工場内(手作業場)の様子
製造について

設立当初、レペー社は数少ない完全自社製ムーヴメントを製造する会社でした。
現在でも、金属・原材料の選択から、加工、製造、デザイン、検査にいたるまで、自社工場内で、自分達の熟練工によって行っています。
レペー社は、もっとも高い品質、精度を維持し、なおかつ伝統と高い地位、そしてステータスを守り続けるため日夜努力を重ねています。
伝統を守るといっても、レペー社は技術の進歩に対抗することはありません。伝統的な方法・道具で製作する箇所もありますが、同時に、より高い精度・クオリティーを求め、積極的に製造道具の改善も行っています。2000年から2002年の間だけでも新設備費として5億円以上を投入し、最新の旋盤、フライス盤、ボール盤のなどを導入しました。

しかし、レペー社の製造価値はどこからくるかというと、経営陣や最新コンピュータではありません。自社で育てられた熟練工達の技術です。
レペー社は設立当初、小さな村の工場であったため、町のほとんどの住民がレペー社のにかかわり、レペー社の長い伝統と美術的感覚を受け継いできました。親が工場で働き、またその子が仕事を受け継ぐ。彼等自身がレペー精神を守り続けているのです。

まず、製造についてこのような段階があります。
1・研究
デザインチームによって、時計の設計、及びお客様のニーズにお答えすることができる様、しっかりしたコンセプトを作り出します。

2・材質の選択
レペー社の最高級の材質のみを使用しています。真鍮は精密機械用として作られたものを、木材及び石の場合、専門家によって選別された、高品質のものだけを使用してます。

3・製造
各部品が、時計の伝統的な製造方法に則り作られています。部品が完成した時点で、最初の入念な品質チェックが行われます。
タレット旋盤(※)
※ 旋盤
いろいろな部品にあわせて自由に加工する機械
コンピュータ制御旋盤(歯車作成中)
歯車の加工
時計プレート穴開け
タレット研磨機による時計プレート磨き
4・研磨
品質チェックに合格した部品のみが研磨士の手に渡ります。時計の部品を磨くことは、見た目の美しさを上げるだけでなく、正確な時を刻むためにも重要な行程になります。特別な訓練を受けた者しか研磨士としての作業は許されていません。
5・組立
すべての時計が、時計技術師の資格を持った人のみで組み立てられています。組み立てる段階をしっかりコントロールし、品質管理も同時に徹底的に行います。
組立様子
6・品質管理
時計が完全に組み立てられたら、最終の品質チェックを行います。時計を出荷する場合は最低でも1週間のランニングテストを行い、これに合格したもののみが出荷されます。
最終組立
ムーヴメント品質管理中
文字盤装着後のムーヴメント